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  1. あきる野市議会 1996-12-13
    平成8年文教委員会 本文 1996-12-13


    取得元: あきる野市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    1:                        午前 9時32分 開会 ◯委員長荒井友一君) 皆さんおはようございます。月日のたつのも早いもので、今年ももう師走半ばで、風に舞う落ち葉のように忙しい毎日を送るきょうこのごろでございます。  それではただいまより文教委員会を開会いたします。  本日は、委員並びに理事者、部、課長各位には御多忙のところどうも御苦労さまでございます。  ただいまの出席委員は全員であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。  それでは最初に議長よりごあいさつをお願いいたします。 2: ◯議長御手洗武君) おはようございます。今、委員長の言葉のとおり、もう今年も残り少なくなりました。私たちの任期も、来年の6月ということで、各地区にポスターが張られております。中には奇抜なポスターもあるようでございますが、大変になってまいりました。そういう中で、きょうは文教委員会でございます。もう新聞の何か切り出しに体罰とか、いろいろございます。体罰、いじめ、相変わらず新聞やテレビで報道されているわけでございますが、当教育委員会は、本年当初に教育委員会教育目標というのを発表しまして、それに応じまして多分教育の充実といいましょうか、そういうようなことを行っていると思います。やっぱりまちづくりといいますと、やっぱり一番肝心なのは人づくりでございます。そういう意味から、ひとつ文教委員皆さん方、いろいろな面で、ひとつ御活躍、御指導賜りますことをお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。大変御苦労さまです。 3: ◯委員長荒井友一君) どうもありがとうございました。  続きまして、市長よりごあいさつをお願いいたします。 4: ◯市長田中雅夫君) おはようございます。  本日は、文教委員会が開催されまして、委員皆さんには早朝から御出席いただき、大変ありがたく思っております。  本日のこの文教委員会でございますが、いろいろと御質問を受ける形になっております。執行部の方としましても、非常にきょうの質問の内容は、今の行政にとりまして大切な問題でございます。わかっている範囲でいろいろと御説明申し上げたいと思いますので、これらを参考にしていただきたいと、このように考えております。よろしくお願い申し上げまして、あいさつとさせていただきます。ありがとうございます。 5: ◯委員長荒井友一君) どうもありがとうございました。  今回の定例会におきましては、当委員会付託案件がございません。  したがまして、先日の文教委員会協議会で申し出のありました質問事項に入らせていただきます。  なお、前もってお願いしておきますが、一般質問と違いますので、質問者答弁者も簡潔にお願いいたしたいと思います。  まず、河野委員から、東中学校の諸問題について、及びキララホールピアノについての質問がございます。河野委員どうぞ。 6: ◯委員(河野 猛君) 通告したわけじゃありませんが、今改めてお尋ねする内容をあらかじめお知らせしておいたものを、耳から聞いて、また、頭の中でつくってお尋ねをするわけでありますが、今、委員長一般質問と違うからなんていう話もいたしましたけれども、一般質問というのは華やかかもしれません。しかしながら委員会において丁々発止することもまた至って意義あることだと思いますのでさせていただきますが、まず、忌憚なくずばり申し上げますと日本中、小中学校義務教育の中における小中学校で、いろんな問題があってその問題のみがまたマスコミに取り上げられているような気もいたしますけれども、私はあきる野市内中学校の中で、住んでいる所の関係で東中のこと以外は余り情報がありません。したがいまして、東中のことだけを今お尋ねすることは、東中が一番悪いから言っているわけじゃございません。そんな意味で御理解をいただきたいと思います。  けさ7時ごろ、また保護者から電話がありまして、いろんなことが伺えたわけでありますが、私がお尋ねしたんじゃなく、来るんですね。この間教育長が本会議で、ぼやというか、失火というか、御報告がありましたが、あれも何かていねいに聞きますと、2カ所で火が出たそうですね。ボードのほか、トイレの中だとか、それから昨日保護者を前にしての何ていうんでしょうか、体育館で会合があったらしいんですが、進路か何かのことだったのかね、その席で、曾田校長いわく、「これは、火が出たということは、人の命にかかわることであるので、公にしないでほしい」と保護者にまずお訴えをしたと言っておりました。  これは処置として正しかったかどうか、吉澤先生が前回、悪さかげんをいっぱい把握しているということで、問題をとらえている、対応しやすいということを言ったんですが、また、現場では、現場の長が、ひた隠しにしようとしているようなところが見られます。
     それから私がこの間、東中の服を着た子供が、中学1、2年の女子学生ですね。このゆびでたばこをくわえて、吸いながら歩いている。通りを。それから茶髪はもとより規程はどうだか知りませんが、スカートの丈、それからあるいは教師側の立場で言うと、2年のあるクラスは、授業態度、あるいは生活態度が悪いということで、連帯責任だといって成績のつけ方に公平さを欠くがごときことを伺っている部分もあります。  そして、結論的な話になりますが、秋留台高校の影響を受けているからやむを得んだろうという言い方をしますが、それで片づけられるかどうかということと、あと、先生が本当に真剣にやっているかどうか。  そして最後に、教育委員会と、校長先生あるいは管理職とどんな連携のもとに東中の今後の対応をどうやっているかという、広い範囲でありますけれども、あまり個々の小さな話になりますと、なかなか今の社会問題でありますから、一通りの把握している範囲で御説明等をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 7: ◯指導主事吉澤良保君) お答えいたします。  ただいま3点の件でございます。まず、東中学校におきまして、生活指導全般に関しましては、特に、2年生が落書き、ドアを壊したり、傘を壊したり、あるいはたばこを吸ったり、あるいはその同級生への暴力、いじめ等、さまざまな問題行動を起こす男子5名がおります。  この生徒たちに対して、学校として、あるいは学年として非常にきめ細かな対応をしておるところでございます。せんだっても、緊急の学年集会を催しました。その席で、正義が通る、あるいは秩序あると、このことを学年、あるいはその学校に浸透させるべく校長、教頭、2年の教員、あるいは2年生の学年委員、あるいはそのPTAの方に協力を求めております。  市教育委員会といたしまして、特に校長、教頭、生活指導主任に対して密に連携を取るようにしております。  また、2年生を初めとする先生方も相当悩まれ、真剣に生徒への対応を行っておるところでございます。  曾田校長陣頭指揮に立ちまして、本城教頭を中心として生活指導等の充実に努めておるところでございます。以上でございます。 8: ◯委員(河野 猛君) 私も見聞したものを御指摘したり、あるいは悪さかげんはどうだなんて聞いているだけでは全く能がない話なんですが、まず、実情を知らないと私も言えませんので、お尋ねしているわけですが、この間ある先生が、ある2年生の男子生徒の家に行ったらば、親がその2年生の子供と一緒に酒飲み交わしているというんですね。ですからいつも申し上げているように、生徒が悪いんではなくて、今の大人が悪いわけなんですね。どうしても、いろんな面で見ますと。大人に対する、あるいは父兄、保護者、将来親になるであろう子供のための教育だから、教育が一番大事だということになるんでしょうけども、まず、1点目にはね、何ていうんでしょうか、指導に遠慮がちな部分があるんじゃないかということが伺えるんですね。  例えばですね、けさその人が持ってきてくれた12月4日号の東中学校学校だよりです。そしてまず、トップの記事として、校長曾田武夫、「人という字の意味」ということが書いてあるんですね。人というのはよく言われることですよ。支えあっているとか、何とかかんとかと言って、最後にそういう人たちいじめたり何かすることは、間違いでいじめられる人に原因があるのは間違いだなんて、いろんなことが書いてあって、最後にどういうことが書いてあるかというと、きょうこの全校集会で私が言ったことを家に帰って皆さんの御両親に話してください。「校長先生が、きょうこんなことを話した、家族でも話題にしてくださいと言っていましたよと言ってください」ということが書いてあるんですね。こんな生ぬるいことで、今の悪さをね、できるのかなって思うんですが。これ多分真剣にやっているからこんな文章になったのかもしれませんけれどね。おい、この野郎みたいなことがね、出るようじゃなければだめだと思うです。ただし、体罰はだめにしてもね。  それで、実は中学2年の悪がきの一部、私の言うことよく聞くやつがいるんですよ。この野郎、こんちくしょうといつもやっているものだから、わざわざ私のところへしかられに来るんです。  さっきの中学校2年生だか1年生だかの、指でくわえていつもこうやってたばこを吸って歩っている女の子、だれにもしかられないから不満でやっているかもしれませんね。もしも、見る人がね、東中の制服着ていて、たばこ吸っている、とんでもない話だってゴンと、先生にはできませんよ、これは教育基本法でこれやっちゃいけないんだから。社会の中にそういう人がいればっていうような気もするんですが、そんなことでね、地域を巻き込んでの東中の立て直し曾田校長が夢中で頑張ったって、目標立てたってだめといったら、早計になりますが、だれかがやらなきゃいけないという問題じゃないんで、教育委員会はもっと多く展開してですね、地域にも伸ばして、PTAを当てにしている話も今ありましたけれども、PTAの幹部というのは大体社会的地位の高い教職員の先生となかよくなりましたという喜びだけで、そんな話は余りしません。本当に、残念ながら。それで教頭、校長先生から、一杯飲みながら冗談の話なんか交わえるということだけで満足していてね、全くもってPとTというのは子供のことを除いた大人の社会のおつき合いだけになっちゃうんですね。  だから教育委員会赤見教育長ね、地域に根差した教育のことを何か考え、これはあれですよ、個人のアイデアだから取り扱っても、取り扱わなくてもいいですが、そういうことをしないと、生徒に物申しても父兄、保護者が自覚、認識しない限りこれは無理だということでね、これは手を打つのが1年遅れれば、直すのに3年かかる。5年遅れれば50年かかるというものですから、これは日本じゅうどこでも同じだから、うちの方だけじゃできませんなんて思っている人がもしいたにしてもね、何とか手を打っていただかんと思っていますので、よろしくお願いします。以上です。  続けてすいません。今度はキララホールピアノということでお尋ねしてあるんですけれども、市の職員のすべての方は、みんな自分が所属する部門の物をできるだけよくしようということで、予算編成等においては、言わば教師的にそこだけ突っ込めばいいんですね。ところが、予算編成のときに総体を見てあるいはプライオリティーを考えて、市長の政策を吟味して、そしてするのがいささか問題があるんではないかという気がするんです。この財政事情の非常に悪化した合併直後に、スタンウエイピアノの2台目を買うなんていう予算要求書がポッと出ると、それをバッとやる。もし、ピアノ演奏が大好きな人が私の質問聞いたら、あいつは野蛮人じゃないか、文化人じゃないというかもしれませんが、それでは違う部門で、この道路を早くしなければいけない。福祉はこの辺を早くしなければいけないというやつで競合した場合ね、どうするかというようなことから言うならば、スタンウエイの 1,600万だったですか、あれは。予算で、補正予算に出ていたのは。すいません。 1,400、 1,500ですか、 1,500万たる楽器買うわけですから、その辺の市の中の経営会議、あるいはサロン会議、あるいは部門間の調整がどうなっているかというのまず1点目の危惧部分で。  それから2台目に買うということは、大変な、まだ1台も持っていない自治体も結構あるわけですから、スタンウエイというのは三つか四つのピアノメーカーで、最もすばらしいということは知っていますが、1台目のスタンウエイ買ったときは、幾らしたんでしょうね。まず、それからお尋ねします。7、8年前。 9: ◯秋川キララホール館長関田正幸君) まず、平成元年に購入したスタンウエイについては調べておりません。至急調べます。  なぜ2台必要かということについて御説明いたします。秋川キララホールはですね、御承知のように 702席の客席を要したホールが一つしかありません。したがって、コンサート、発表会と各種ものについてもですね、一つで行っております。このことはですね、小中大ホールの役割を一つのホールで果たしているということです。当然そこで使用される、舞台等に属する備品等もそうですが、特に、スタンウエイについてはですね、非常に多く使用されております。7年度実績を見ますと、使用料を徴した場合が 155回、免除した場合が71回、合計で 226回となっております。そしてスタンウエイはですね、使用年数も8年目を迎え、かつ使用頻度が高いため、ピアノのハンマー、ベルト、ローラー等の部品が消耗が激しく、本来のスタンウエイの音量や音色に衰えが出てきています。このことから昨年の5月ごろから、キララホール名誉顧問であります国立音楽大学の学園長、それからですね、ピアノ調律士から使用頻度からいっていつ壊れてもおかしくない指摘も受けております。  つまりオーバーホールの時期が来ているということでございます。しかもこれがですね、平成元年度に購入したスタンウエイ並行輸入であるため、オーバーホールに時間がかかります。2カ月から3カ月ぐらいの期間を要し、またその本来の音色が出るまでは約2カ月ぐらいが必要とされております。その間ピアノがないということは、キララホールの運営に不可能となり、市民等に多大な迷惑をかけることになります。  また、使用頻度の高い中でのピアノの1台での運営では、演奏会等で故障した場合に、お客様、あるいは聴衆、また演奏者に多大な迷惑をかけることからそれを管理する我々職員にとっても常に不安を抱いた業務をしなければいけません。  そしてですね、他市のピアノ所有状況を見ても、スタンウエイが主流であります。2台以上のスタンウエイを所有している館が多摩地区でも多く見られます。立川が2台、府中が5台、多摩市が2台、武蔵野市が4台となっております。使用実態オーバーホールとの関係、他市の使用状況を見ますとですね、秋川キララホールでも2台が必要となります。以上でございます。 10: ◯委員長荒井友一君) ちょっと待ってください。河野委員質問はですね、1台目の価格と言っているんですけど、これは。 11: ◯委員(河野 猛君) お尋ねでない部分まで御説明いただいてありがとうございました。今の答弁聞いていますと、いかにもおれはキララの館長なんだ、ほかのことは何でも構わない、買わざるを得ないみたいなひしひしと伝わってくるんですけどね、8年に一回のオーバーホールで2カ月をスタンウエイが留守になる、そのことによってキララの館が運営できないがごとき今説明でありましたけれども、他の大きな都市で4台もある、5台もある話もして、説得しているんでしょうけども、それはわかるんですよ。ところがね、日本人の何ていうんですかね、意識の中で民族性とはいいませんが、ヤマハスタンウエイが並んでいりゃ、ヤマハ使うのは当たり前だから、ヤマハの方が使用頻度が高くなるということは永久にないんですよ。それとね、宮崎部長がね、最初予算委員会か何かでね、やっぱりこの質問受けたときに、お気の毒に、ほんとに、合併になった途端に、スタンウエイの話なんか答弁しなきゃいけないんだから、あのときはたしか調律不可能に近いような状況にきているんで、1台買わなけりゃいけない。1台は売却するようなニュアンスでちらっと言ったことあるけれど、今度は次の機会のときには2台を保有するんだという、何を言おうかというとですね、2カ月の間スタンウエイがなくなるキララが、本当に致命的なダメージを受けるような運営するっていうことはね、考え方によっては改善の余地があるんではないかというような気がするんですね。  よその市で四つも持っている、2台も持っているなんていう話もいいですけれどね、だからキララも2台持っても当たり前だというかもしれませんが、総体的な考えからいって、本当に今のこの財政事情の厳しい折にね、たかがあきる野市が二月のために 1,400万のスタンウエイを買わなければならないという判断をするトップの方々に、もう少し真剣に考えてほしいと言わざるを得ないんです。  それからもう1点、最初買ったスタンウエイの値段がわからないなんていうのはね、補正予算で 1,400万の品物を買うのに、1台目のものが幾らだったかなんてパッと出ないというのは関田さんそれは無責任じゃありません。もしわかったら教えてください。 12: ◯秋川キララホール館長関田正幸君) 申しわけございません。お答えいたします。スタンウエイが 950万円、ヤマハが 575万円でございます。以上です。 13: ◯委員(河野 猛君) 8年前は物価が安かったから 950万だったということじゃ絶対ないわけです。これは。ああいう物はね、世界じゅう、大体スタンウエイピアノを家庭で持っているなんていうのは日本でも幾つもないんだと思うんですよ。それから大体言い方は悪いんですが、自治体を食い物にしている楽器屋がいるはずなんです。それはメーカーからオーソライズされた商社がいてその商社が何か悪さをしているんですね。恐らく最初の 1,400万のものを 950万で買ったということは、最初の購入の方法と今回の購入の方法に差があると思うんですが、あるはずですね。 450万違うといったら。 14: ◯秋川キララホール館長関田正幸君) 平成元年度に購入したのは並行輸入だそうです。今回は、正規輸入をされたピアノを求めました。以上でございます。 15: ◯委員(河野 猛君) 恐らく型式は同じだと思うんですよ。ああいうホールでやるものですから。高級演奏用というか、オーケストラ用というか。並行輸入でやるとやっぱりそれだけ安いんですわ。そして、ある指定された業者を、メーカーが通さざるを得ない理屈を述べると、数百万ポンと上がるんですね。恐らく戸倉さんがいつか一般質問でしようとしたのは、その辺のことを言おうとしていたのかなと思うんですが、私は質問しようとしていた内容は知りませんがいずれにしても、買い方にも問題があろうと思います。恐らくどっちが正しいっていろんな答えが出ると思いますよ。言いわけではない答えというのが。ただ、同じ品物を買うのにね、高く買う必要はない、アフターケア、アフターサービス、それから国立音大の大学の先生がその商社とつながっているからとか何とか全然関係なく、契約のときもですね、そういうふうに真剣にやっていただきたいと思うんですが、隣で時計見ているからそろそろやめるけれども、実は、並行輸入をしてはならんという商社が何か、いつか私は新聞で見て少し記憶にあるんですが、何か公正取引委員会から何かやられた業者じゃないですか、それは。今回買おうとする業者は。そうでなきゃ 1,400万するわけないですから。あれは。ドイツで買うとあれは 800万で買えるらしいですよ。 16: ◯秋川キララホール館長関田正幸君) スタンウエイ社の日本の総代理店マスオ楽器でございます。今マスオ楽器公正取引委員会指導を受けているということは聞いておりますが、それ以上はわかりません。以上です。 17: ◯委員(河野 猛君) 公が商品を買うときはやっぱり公取委員会から調査されたり、勧告を受けているようなところは避けるべき神経が先に走るのが普通じゃないかと思うんですけどね。マスオといいましたっけ、忘れましたが、そういうところまで調査しないと、いけないと思うし、それからスタンウエイだったらね、そこいら中にマスオだか何だか、どこにもありますよ、よそを経由してくれば 200~ 300万さっと違うんですから。そんなことも本当は研究して手立てすべきではなかったかと思うんですが、予算が通ってしまって、購入が決まっているのにつべこべ言う必要ありませんから、今後のために機具、備品、什器、備品、それから契約その他については、財政をかんがみて、慎重に契約、あるいは発注方お願いしたいと思います。文教委員会で発注の話までして、荻原部長すいませんね。そういうことでね、どうしてもイージーに物事をやり過ぎるんじゃないかと思ってやっております。  最後に、市長までが決裁印押したね、この2台目のピアノを買わなければいけないという予算要求書、どんな説得力があるものか何か、私にひそかに後で見せてもらえます。簡単な要求書ぽんぽん物が買えるような仕組みがもしあるとしたらね、これはとんでもないことだと思いますので。後で私一人で結構です。  私が昔民間にいたときに、涙を流しながら書いてけられた経験からすると、簡単なもので買ってくれることができるのかなというの、ちょっと見たいと思います。お願いします。終わります。 18: ◯指導担当参事(原 妃裟子君) 先ほどの前の方の御質問で、河野先生にお話しした方がよろしいかと思いまして、ちょっと戻らせていただきます。  教育委員会考え方といたしまして、何か物を隠すとかね、そういう考え方指導いたしておりません。それでもし、校長が火が出たということは、人の命にかかわるので、公にしないでほしいと言ったことに関しましては、たまたまこれが試験中の出来事であり、先ほどおっしゃられたように、7時半と8時の2回行われているということで、学校側では、十分に対処したわけです。そうしますと、かなりの確率で、生徒の可能性があるということを多分校長はつかんでおると思います。そのためにその生徒の立場を考えますと、自殺をもしかねない、もっと追い込んでいきますとね、自殺をもしかねないような状況に至ってはいけないという校長の配慮があるために、多分きのうの保護者会でそのような発言になったかと思います。  そして、私ども教育委員会の姿勢といたしましては、このようなことをあえてこちらから聞かれもしないのに公にする必要はないけれども、聞かれたときには、事実を隠すことなくきちっとお答えするということで学校指導しております。よろしくお願いいたします。  それから、最後に地域を巻き込んで東中の立て直し、地域に根差した教育ということですが、全く河野先生のおっしゃるとおりでございまして、学校の力だけでは生徒をきちっと指導することができかねるこの世の中になってきております。教育委員会といたしましても、このような事態が起こったときには、一枚岩となった学校の強い指導、そして保護者と連携をとり、さらにまた強い指導、そしてPTAとの連携をとる、地域懇談会等開催等も考えられますが、それから市教委との連携、例えば、この間の例でいいますと、市教委は土曜日休みでございますが、校長が学年集会を緊急に開いて、正義は通るんだということを児童にきちっとした姿勢で知らせたいと、秩序ある学校生活をしなければいけないんだということを生徒に指導したいということで、電話がかかってまいりました。当然のことながら二人の指導主事は休日出勤をしまして、その学年集会に立ち会い、そして、校長を初めとする学校指導しております。  今、教育委員会学校保護者が一丸となって指導を今積み重ねているところでございますので、また、地域の皆様方にも応援のお願いをして、それこそ地域に開かれた学校の悩みをお話ししながら、地域の教育力をお借りしたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 19: ◯委員(河野 猛君) 御答弁ありがとうございました。  先ほどは申し上げなかったんですが、生徒が先生を殴っても生徒は何もできないということも近々あったらしいんですが、そんなことでだれかが何かせないかんということで、地域まで巻き込んでやるとどういうことになるかといいますと、私たちが若いころ、もう十数年前ですか、正義に燃えた大体40代の人間が、悪いヤツ補導、あるいは指導しようというちょっと思い上がった行動をとったことあるんですが、ある私よりも体のちょっと大きいけども力がないというかね、それ反対に高校1年生の人に徹底的にやっつけられちゃって、こぶとあざと生傷で、その後うろたえて、そういうことできなくなっちゃったんですが、これは一人や二人でやるからそういうことになるんですね。ですから地域に根差したといいますけれども、PTAを先置いてやったらうまくいかないに決まっていますから、PTA人たちが先生との懇親の会ではありませんよということをもう少しPとTの会でですね、遠慮会釈なく教育長あたりも要望した方がいいと思いますけどね。いつもPTA皆さん御苦労さまですじゃだめですわ。ひとつよろしくお願い申し上げて、質問終わります。どうも。 20: ◯委員長荒井友一君) 河野委員質問が終了いたしました。  次に、鈴木百合子委員から、虐待社会についての質問がございます。鈴木百合子委員どうぞ。 21: ◯委員(鈴木百合子君) 虐待社会ということで、教育委員会の方に通告いたしましたが、虐待社会といってもどういう虐待だかということで、この新聞の切り抜きがきょう委員の皆さまにも配付されていたと思います。これは私、現実に2回体験しております。  虐待社会というのは、やはりいじめとか体罰に遭って、その父兄の方が問題化いたしますと、学校や地域というよりむしろPTAでございますね、PTAの中で村八分的な扱いを受けているわけです。そして、これは文部省によりますと、95年度に体罰で処分された、公立高校教師は、過去最高の 436人に上がったと、しかし、表面化した被害は氷山の一角であって、被害者の方たちはひどい体罰を受けてもほとんど泣き寝入りしなければならなかったと、それを問題化をすると、周囲の親から徹底的に排除され、たたきのめされたと。この新聞読みまして、私、こういうことは、各小学校中学校で起きている問題ではないかと思っております。私のかかわった問題といたしまして、秋川市内の小学校の1年生の男子でございました。いたずらするのはもう1年生の子のいたずらは当たり前だと私は思いますが、教室内においてはいすで縛られていたときもございました。それは、子供は親には恥ずかしくて言えなかったんじゃないかと思いますが、同級生の方たちが親に訴えたようでございます。そしてある日、先生がその子を投げ飛ばしたわけですね。そうしましたらば、ぶつかったところが頭にどこかを投げつけられてぶつかって、そして家へ一人で帰されました。その後、親が戻ってきて、様子がおかしいということで、学校でそういうことがあったということで、阿伎留病院にすぐ入院して検査したところが幸い大事に至らないで済んだっていうことでございますが、この教師に何とか事情を説明してもらって、謝罪をしてもらいたいということを親は学校に訴えたわけです。そのときに、先生の方が早く手を打ちまして、クラスのPTAだと思います。の方たちを早速集めて、その場でもって先生は涙ながらに謝ったか、事情を説明したかわかりませんけれども話したところが、もうPTAの方たちは、その親子が悪いと、先生をやめさせるようなことは一切しないでいただきたいということで、今度逆に全くこの虐待社会に戻ったわけなんです。  これについて、市教委では校長にどのように対応していくのか、また、世間一般並みの謝るということが学校の教師はできないのかということ、非常に失礼だと思います。最も常識豊かであるべき人間が、そういうことはできないと涙ながらに訴えて、他のPTA人たちを自分の味方にしていく、非常に私はこのときね、憤慨しました。やはり示談書を書くこともとっても拒否しましたけれども、校長の御配慮によって、示談書は書いていただきましたが、なぜ、学校の塀が高すぎるのか、一般社会通念のことができないというのが今の先生たちじゃないかと、私はそう思っております。いい先生もいますよ。誠に残念でした。  それからその事件の起きた1年前だと思いましたけれど、これも中学校でございました。ある中学生が友達と一緒に帰ろうと思って、放課後教員室の前で立っておりました。そこに音楽の先生が出てきて、「なぜお前まだいるのか」と。「友達待っている」といいましたらば、口答えしたということで、何の抵抗もしない中学生を教員室の前で殴ったわけです。その子がちょうどそのときは中学3年生で、受験のまっ最中でございました。教員室の前なんだから、中に先生がいたはずです。それも校長が丁重に謝りに行って、ところに、私そのお宅に行ったときに校長先生来ていました。数日してから当時の秋川市以外の方たちからも私のところに電話が入りました。それは都会議員に聞いて、私の電話番号を捜したようでございますが、あの先生は非常に優秀な音楽の先生であると。あの先生を、ここでもってだめにしたらば、大変な損失であると。もう、あなたこの事件から手を引いてくれないかと、こういう電話もいただきました。なぜそこまで手を回すのか。どんな優秀な先生であっても、非は非として認めなければならないし、まして進学、受験の勉強で忙しい子、何も悪いことをしていない子、その子に向かってなぜそういうことをしたかっていうことそれもあります。  それから2、3カ月たちまして、きっとその御家庭は虐待社会の目に遇っていたことは事実であったと思います。その方に御兄弟二人です。お姉さんがいまして、高校生のお姉さんがいました。高尾の方の高校に行っておりました。新学期になって、つり橋の所から投身自殺をしたと、こういう事実は関係ないって言えば関係ないかもしれませんが、虐待社会による私はそのお姉さんが命を縮めたのではないかと、今でも私はそう思っております。これについての、どういう指導をそれからなされているのか。  それから今のように何でもPTAの多勢を自分につければいいという考え方どうやってこれから指導なさっていくのか、それについてぜひお伺いいたしたいと思います。 22: ◯指導担当参事(原 妃裟子君) お答えいたします。  鈴木百合子委員の御質問は、今後どういう指導をしていこうと教育委員会は考えているのか。それから何でもPTAの多勢を自分に味方にしてやってていいのかということでございますが、まず、教育委員会といたしましては、現在ただいま、鈴木百合子委員がお話しいただきました例ほどは大きくございませんが、類似したような事例はあると承知いたしております。  まず、教育委員会としての姿勢でございますが、このような訴えがありましたときは、いじめられている、それから体罰を受けているというようなことですね、訴えがありましたときは、まず一番に事実関係をしっかり調査いたします。そして学校側に非があるとなれば、きちんと謝罪をさせ、また、その訴えられた方の方に誤解があるようならば、その訴えた方に、その相手の方に納得いただけるように説明をいたすよう校長に指導いたしております。  二つ目といたしましては、日ごろから心がけることですけれども、このような状況になる一番の原因は、何といいましても担任の教師と子供と保護者との信頼関係ができていないということです。信頼があっての教育でございますので、学級経営、学校経営を教師のプロとしての責任においてするように、校長に指導いたしております。  信頼関係を結ぶということも、児童理解、生徒理解に裏打ちされた大事な教師にとっては指導力でございます。校長のリーダーシップの発揮と、教師の的確な指導、そして子供を納得させることのできる教師としての指導力をつけるための教師の研修が大切になってきますので、研修を怠らないように、校長を通して指導の徹底を図っていきたいと思っております。  それから三つ目といたしましては、残念ながらこのような状況に発展しそうになったときの対応でございますが、すべての原因は初期対応のまずさから出発すると確信しております。  したがいまして、訴えがありましたら、誠心誠意話を聞き、学校の塀が高いとか、そういうことではございませんで、誠心誠意話を聞き、誤解がもしあったら、相手に納得のいくよう説明し、そして学校側が真剣に受けとめて取り組んでいる姿勢を相手にわかるように示すことが大切であると校長に指導をいたしております。  そうすれば、大概のことはこの段階で解決していきますが、ここを間違えてしまいますと、問題が大きくなり結論として先ほどのお話のような方向へどんどん進んでいってしまうということになります。初期対応の徹底ということを学校に、特に校長、教頭ですが、厳しく指導をいたしております。  それから四つ目といたしましては、どんなに学校が努力しても納得をしてもらえないこともまたたくさんあるのも事実でございます。  保護者が地域に根を張って暮らし、さまざまな体験を積んで社会的にも成長していけるように、地域の先輩の方々にも相談に乗っていただけますよう、お願いを申し上げております。地域の教育力をぜひ学校にお貸しいただきたい。先ほど河野先生のお話にもございましたが、これは単独でやってもまた孤立するとかいろいろありますので、そこをまとめていくのが校長の腕の見せどころと認識しております。  以上のような点で、今後こういうことに発展しませんように、十分に情報も私どもで集め、それから事態がはっきりしましたら素早い対応ということで校長、教頭に毎月校長会、教頭会があるたびごとにこのことをお話しを申し上げているところでございます。  もし、校長、教頭の手に負えない場合は、私どももそこへ一緒に参加させていただきまして、指導をしていきたいと考えております。 23: ◯委員(鈴木百合子君) 御答弁ありがとうございました。  それで、父兄の方がどこに問題が起きたときに言っていっていいのかと。担任の教師にはもちろん言えません。たまたま校長がそのときにかわるときでございましたので、校長に言わない、言えない、じゃあ、教育委員会、どこにそういうことが起きた場合には、父兄は訴えていいんですか。父兄が訴える窓口、それからもう1点は、そこの親御さんたちは家を引っ越そうと思っておりました。学校区、でも思っていても自分の家ですから、どこか借りるところまでいきましたけれど、学校区の問題につきましても、先日何か規制緩和の最終報告書によりますと、学校区を弾力化していくということでございますけれどもその問題も、どうしても仕方がなかった場合には、学校区を変えることが緩和されるんじゃないかとこれから思っておりますが、窓口をね、しっかりと、全保護者の方に教えていただきたいんです。よろしくお願いします。 24: ◯指導担当参事(原 妃裟子君) これはですね、何といいましても第1の窓口は学校でございます。そして担当の担任がおりますならば、やはりまず第1は担任、それから担任ではどうしようもない場合が出てまいりますから、それから校長、教頭ということになってまいりますが、どこへ行ったらいいかわからないということであれば、教育委員会にどんどん言ってきていただいて、結構でございます。そして、例えばそのためにね、学校に行けなくなって転校したいというような希望もありますというようなときには、事情を話していただいて、十分御相談をしていただきたいと思います。  ただ、何でもこの学校が気に入らないから、じゃあ転校しようという、安易な方向に世の中全体がなっていってしまうと困りますけれども、特別ということで規制緩和のこともありますので、十分に対応させていただくつもりでございます。  世間で言うところの学校の壁が高いとか、学校の敷居が高いということでございますが、これは残念ながらやはりまだまだ残っている風潮でございます。しかし、校長を初めとして教頭以下先生方が開かれた学校と言っているのですから、親が一言苦情を言って来ると、先生は三言から五言と返すと、こういうふうに言われております。そんなことがあったんでは開かれた学校ではございません。そういうふうにならないように指導をしていくつもりでございますので、遠慮なさらずに、まず、担任に言ってください。そしてそれがだめだったら校長、教頭に言ってください。もちろん、同時に教育委員会に言っていただいても結構です。教育委員会に言っていただいても、必ず学校と一緒に協議をいたしますので、どちらでも結構でございます。 25: ◯委員長荒井友一君) ここでですね、15分間休憩といたします。10時40分より再開いたします。                        午前10時25分 休憩       ────────── ◇ ──────────                        午前10時40分 再開 26: ◯委員長荒井友一君) 休憩前に続いて会議を開きます。河野委員ちょっと3分ぐらい用事で遅れるということでございます。  次に、田中委員から社会教育事業についての質問がございます。田中委員どうぞ。 27: ◯委員(田中良一君) 私は、社会教育の方にお聞きしたいんで、これは確認という意味も含めての質問でございますので、実は、つい先ごろ新聞にこういう「郷土あれこれ」というのが、折り込みされて、私が見たわけなんですが、これについては今までに何回、ここに2号もうあるんですが、何回折り込み、私たまたま1回しか知りませんので、その辺をお聞きします。それから何部ぐらい折り込んで、折り込みがどのくらいかかるものか参考にちょっとお聞きします。 28: ◯文化財担当主幹(栗澤淳一君) お答えします。  まず、発行ですが、あきる野市になりましてから2回目でございます。合併前につきましては、旧五日市町時代にたしか48回だったと思いますけれど、発行されております。これにつきましては、新聞折り込みで、全世帯に配布されるようになっております。  新聞を取ってない人につきましては、広報担当の方から確認しまして、封筒で郵送をしております。経費ですが印刷費につきましては、明確にはわかりませんが、おおむね10万円前後だったと思います。その他に新聞折込手数料がたしかやっぱり4万円程度だったと記憶しております。以上です。 29: ◯委員(田中良一君) 10万円ぐらいで印刷して、折り込み料4万円、本当にそんなに安いんじゃ、今後いろいろ考えなくちゃいけないんだけど、4万円で全戸へ配布ができているっていうんじゃ、いいかげんな答弁はしないでくださいよ。新聞折り込みそんな安いものかな。これ。4万円で全部という金額はちょっと、不思議ですが、後で調べてください。別にね、その金額がどうのこうのじゃないんで、確認をしたいんですけれど、過去に五日市で48回やってきて、あきる野市になって2回やったと。「郷土あれこれ」という、これについて、私はね、ふっとね、これを五日市で48回のキャリアのある事業ということを知りませんでしたので聞いたわけなんですが、「郷土あれこれ」の第2号、1号、2号って、私たまたま取っておいたんですが、あるこの何ですか、文化財の保護審議会の委員さんの名前が一面にどんと出るものを、教育委員会の社会教育の事業の、いわゆるこれ文化財の担当がやるんですから、歴史的なことを市民に知らしめる、こういう根拠でやっているが、この目的というのは何なんですか。 30: ◯文化財担当主幹(栗澤淳一君) 市民の皆さんに市内の文化財や歴史、民族、そういうものを多くの方に知っていただくことを目的に、市内のそういうようなことに事情の詳しい方に執筆の委託をしまして、原稿を作成しておるわけでございます。 31: ◯委員(田中良一君) そうですか。石井さんという方私もよく名前も聞いているし、特に合併をするころにはよく名前の出てきた方なんで、承知はしていますが、私にしたら、社会教育でつくって知らしめるのに、これだけこの先生の名前が必要なのかなあって、単純に物を考えたわけですね。  それからこれを折り込むことよりいろいろ知らせるんだったら、もっと社会教育の中では考える余地はないのかなあなんてふっと思ったわけですね。歴史を教える。これは市の広報あきる野の中でもこういうようなことは少しずつコーナーや何か設けて、過去において秋川でもいろいろありましたね。それから「西の風」何かでも何か書いている先生も、文化財にいますが、何かとらえられなかったんですね。印象的な発言大変恐縮ですが、それをずっと続けることに単なる五日市で四十何回やってきたから、これを維持、継続するんだなんていう単純な発想かな。はたして合併したときにこの検討は、教育委員会としたら加えてみたんですか。どんな経緯でそのまま自動的にやったものかどうか。この辺いかがでしょう。 32: ◯文化財担当主幹(栗澤淳一君) お答えします。  合併当時ちょっと私自身いませんでしたので、明らかなことわかりませんけれど、私なりの考えでいいますと、五日市地区でそういうものをやってきたということで、これをなくすにはもったいないと、また、「郷土あれこれ」ですから、今載せてあるような内容以外にも、例えば現在市内で発掘しております遺跡の調査の概要とか、そういうものも今後広く載せていきたいと考えております。ですから広報にも載せるのも一つの手ですけれど、それよりも大きな面から広く細かく中まで突っ込んだ形で知らせていきたいなと、考えております。以上でございます。 33: ◯委員(田中良一君) そういうことで、私答弁の中で言われちゃったんで、今度言おうと思っていたのは、例えば市内で発掘調査たしかにいろいろな遺跡やなんか出ていますが、市民をよく認識してもらいたいと思っているのは、あの発掘調査、非常に何かべールに包まれて、見に行けばこれはすごいんだというのお得意のペースなんですね。これはめったないんだというの大概の言葉ですよ。やっている人の。とにかく世界新記録が出たような騒ぎをする。見に行けば。中身は何ということはない。私なんかさんざっぱら見ているようなことをこんなに大きなことにして言う。こういう習性がよくない。それから私は特にこの折り込みについては、家庭の日を知らないでいて、どんどんどんどんPRしているとき、私、ここで意見申し上げたこともあるんですが、同じような感覚で五日市でやっていたんだから続けるというようなことよりは、新たに合併したら、ここで何かの一つのことを考えないと、これは市全体に言えることなんですが、おざなりだというような感覚でやらないように。  それから私はこのことについてね、これが悪いものとか悪いことという意味じゃないんです。もっとこれだけの金を考える。しかも今の答弁では、10万円の印刷で4万でまけりゃ、確かに14万円じゃ安いわ。でもこれ本当に事実かなといったら、ちょっと首を傾げるようなもの。私は教育委員会の中の社会教育の部門でこれをやる、いいけど、広報あきがわなんかにも本当は、きょうは違いますから言いませんが、例えば現在、こういうものが大事なのか、それとも福生警察管内で今当たり屋がはやって大変な騒ぎしている。こういうものを市民に知らせるようなことの方が必要じゃないかというような単純な考え方を市民というのは持つわけですね。一回車派手に当てられたら、住所と名前を簡単に言っちゃだめだよ、すぐ警察入れなさいとか、指導あっちこっち交通関係がしているわけです。こんなようなことを考えても、本当に大事かな、必要かなというのを慎重にやってくださいよと。ただし14万と聞いたらギャフンと今なっています。現在は。この委員会はそれで済ましてもいいんですが、4万円で市全体に折り込む、それからこういう物が届かない人がいる場合も特にありましたからいいんですが、同じことをやるんなら、やはり先ほど来、河野委員も慎重に何か委託したり、そういうものはすべきだというところに行き着くんですよ。  私はそれについて今後これをどの程度続けていくものか、これの効果はどうかということは、社会教育部長でも教育長でも結構です。担当は結構ですからお答え願いたいと思います。 34: ◯社会教育部長(宮崎征一郎君) お答えいたします。  効果ということでございますけれども、とにかくPRということが一つの原点でございますけれども、今委員さん御指摘の「郷土あれこれ」ということについては、文化財関係が主体になっております。やはり合併をいたしまして、それぞれの地区をよく知っていただくということがまず大事だと思います。ということは、文化財一つとりましても、皆さんが広徳寺を見ていただくときにも、こういうものが自分たちのものになるんだなあということもありますし、そういう点で、特に文化財につきましてはいろんな点がございますけれども、宝物の一つには違いございません。そういう点において皆さんがとにかく知っていただくと、これはそればかりではございません。そういう点で今言われるようにいろんな形のものを網羅したもので、住民によく知っていただき、知っていただいて、何かしら要するに新しい市をつくるためにですね、お手伝いをしていただきたい、そういうのを考えております。以上。 35: ◯委員(田中良一君) 大分時間使ってすいません。意見として、将来どうするかは今答弁、これは今後どうするかしてないでしょう。いいですよ。とにかく先々続けるも続けないもみんなが判断してやればいいことで、だれも納得できる方向でやっていただきたいということが事実です。  こういうものは、本当に折り込みの効果がどの程度かぐらいは把握した方がいいと思いますよ。ただ、文化財関係ではこういうことしていますというお答え用の行動じゃ意味がなさないし、はたして何人これ読むかなって私考えたんです。この小さい字、まずお年寄りは、見た瞬間、「ああ、何か書いてあら」で終わり。はっきり言うけど。大変失礼な言い方だけどね。この細かい字で、虫めがねで見るような字でね、年寄りが見るか、じゃあ、これは若い者用だよって言うんだったら、余りにも地味で、本当に読むかな、歴史の好きな子、好きな人は見るでしょう。やっぱり工夫も必要じゃないか。こう思うわけです。何か、前からやっていたからで何でもかでもということを一番の主眼に質問をさせていただきました。悪いこととかいいことの議論はさておいてね、やっぱり今後ともこういうことはいろいろ出てくると思いますが、押っつけておきゃいいやという発想はやめてくださいという要望をして、私は終わります。ありがとうございました。 36: ◯文化財担当主幹(栗澤淳一君) 先ほどの印刷費ですがこれは9万円前後です。それと配布の手数料ですが、ちょっとこちらの大きな勘違いで約8万円かかっておりました。すいませんでした。 37: ◯委員(田中良一君) わかればいいよ。終わり。 38: ◯委員長荒井友一君) 田中委員質問が終了いたしました。  次に、鈴木富雄委員から埋蔵文化財についての質問がございます。鈴木委員どうぞ。 39: ◯委員(鈴木富雄君) 貴重な時間をいただきまして、1点だけ質問をさせていただきます。  旧秋川市、あるいは五日市町で、それぞれ文化財の保護条例等に基づきまして、これまでにも有形文化財、あるいは埋蔵文化財等の調査がなされてまいりました。例えば、五日市高校の場合でありますとか、あるいは加茂原とか、あるいは留原、それから最近では秋3・5・2号線の開発に伴う調査、それから旧秋川市では前田の遺跡調査等の話も伺っております。  いずれもそれらにつきましては、開発等が行われるということがあって試掘をし、本調査をするというような経過がたどられているかと思いますけれども私はもう20年近く前から、今の住居に移って住んでいるわけですが、その間ですね、ちょっと数年前まで、畑を借りて家庭菜園をちょっとやっていた時期がございました。その際にですね、きょう、ちょっと持ってまいりましたけれども、黒曜石のやじりですね、それからのやじりつくった破片てあると思われるチップを、これは雨が降った後によく見つけることができるんですが、表面採集をしたのを、たまたまこんなものに入れて持っております。  それから実は最近ですね、やはり小倉の地区のある方が、土地を購入をされまして、家を新築をするということで、たまたま車庫をつくるということで、掘っておりましたら、大変な住居趾が見つかったということを聞いております。そこについては、市の方も対応されたそうですが、その折に出てまいりました縄文の土器の破片を何点かお借りをしてきたんですけれども、いろいろ調べてみますと、小倉という地域につきましては、地形が南側の斜面であるということや、あるいは縄文時代、秋川にも近い、あるいは山も控えている。それからもう一つは今でも水が湧き出ているんですが、小倉の自治会館の所には湧水があるんですね。ですから水場もあったということで、相当長期間にわたってその縄文の方々が暮らしを立てていたことが、予測をされるということで、埋蔵文化財の包蔵地域にも指定をされているように伺っておりますけれども、この小倉地域についてはですね、教育委員会として、これは社会教育部の所管になるかと思いますが、どのような御見解を持たれ、また今後どうするかというそういう考えがあるかどうか最初に伺わせていただきます。 40: ◯文化財担当主幹(栗澤淳一君) お答えします。  市内には遺跡の分布地域が 107カ所ございます。小倉原につきましてもその1カ所でございます。  埋蔵文化財につきましては、そこに埋蔵して置いておくのが基本的原則になっておりますことから、小倉原について調査を開発に伴わないで通常の調査をやるという考えは持っておりません。 41: ◯委員(鈴木富雄君) たまたま小倉の地域は今具体的な開発の計画というのはございません。
     ですから個人の方が土地を購入をして家を建てる。その際に深く掘るというようなことで、埋蔵文化財が壊れてしまうということが起こるわけですね。  駅に一番近い場所でありますので、これからそういう形での開発というのはどんどん行われる可能性がある。  今も申し上げましたように、例えば青森市の三内丸山遺跡、あすこは野球場の建設を予定をしていたものが、ストップをされてそれで1000年から1500年ぐらいの間の調査が一遍にできる遺跡として有名だということがあるんですけれども、ただいま主幹の方から御答弁があった埋蔵文化財の包蔵指定地域は市内に 100カ所以上あるということなんですが、今までのいろんな表面採集をされたり、そういう家を建てる等で出てきた土器等を見ればですね、かなりあきる野市内の中でも、相当縄文の時代が解明できる場所ではないかなというふうに私は素人なりに思っているんですが、そのあたりについての御見解はいかがでございますか。 42: ◯文化財担当主幹(栗澤淳一君) 御指摘のように、この地域は約 5,000年ぐらい前の縄文時代中期から後期のものと思います。  市内の中でも、確かに埋蔵物としては多い地域と認識しております。過去に前田郷地の遺跡につきましては、開発行為に伴って調査を実施しましたが、それと比べてどうかと言われますと、現実的にそこまでの調査はしておりませんので、あくまでも表面採集の中での判断でしかないんですが、縄文中期から後期にかけての遺跡の分布ではないかと考えております。 43: ◯委員(鈴木富雄君) 市内でこれからどうするかということいろいろあるかと思うんですが、日本全国のこうした遺跡調査等を見るとですね、もう2年ほど前になるかと思うんですが、明治大学の大塚初重教授と、佐倉市にあります歴史民族博物館の副館長の佐原 真さんという方が新聞で対談をされて、それで日本考古学の到達点ということで、論議がされたのを読んだ記憶があります。そうしたこれまでの全国的な遺跡調査から、縄文時代、あるいは弥生もそれからその後もあるんですけれども、いろんなことが最近明らかになりだしてきているということで、例えば、私たちは縄文人というと、教科書でもそうでしたし、裸でやりを持っているという、そういう姿というのをすぐ思い浮かべるんですが、実際にはそういうことではなくて、その縄文時代もかなりしっかりとした衣服をまとっていたということが想像されるとか、それから食生活がどうだったかとかですね、いろんなことが考古学の点で、その遺跡の調査から、もう有史以前ですから、わかってきているわけですね。  そうしますと、市内の中で、そういうものが表面採集であっても、あるいは一定の個人の開発というんでしょうか、家を建てるという行為の中で出てきた場合には、私はもう少し研究をするというか、調査をするというか、必要ではないか。  そこでちょっともう長くなりますので簡単にしますが、文化財保護法の第4章には、埋蔵文化財についての規定がございます。それから東京都にはもちろん文化財保護条例があり、あきる野市にもございますが、こうしたものを遺跡が出れば当然原因者負担で、開発行為者、あるいはその個人がやらなければならないということなんですが、学術的な調査を行うという、いわゆるそういう制度というのはございますよね。いかがなんでしょうか。 44: ◯文化財担当主幹(栗澤淳一君) 制度上は明確にはなっておりませんが、文化財保護法の中には、学術調査というような条文の名称は使われてはおります。ですから、法制的にはないですけれども、事実的にはあり得るということになります。 45: ◯委員(鈴木富雄君) それで、今お答えがありましたように、その埋蔵文化財については市の条例もそうなんですが、学術的に価値の高いものということで、これは学術的に価値が高いか低いかということは、どこで線を引いて調査するのかということは、非常にあいまいな規定なんですね。それでそういうことはあるんですが、文化財保護法の規定を見ましても、それから東京都の文化財保護条例、あるいは東京都は都立の埋蔵文化財調査センターというのを、昭和59年に設置をして、平成7年に条例改正を一部やっているんですが、そういう埋蔵文化財の保存と活用を図るということでの、こうした調査センターもございますよね。  それで東京都の教育庁が、どのような御見解を持たれているかわかりませんが、市だけではなくて、国や都の費用も含めてですね、そういう学術調査というのができる方策というのはあるんじゃないですか。 46: ◯文化財担当主幹(栗澤淳一君) お答えします。  まず、国の方ですが、先ほどもいいましたように、埋蔵文化財につきましては、埋蔵して残すことを前提としておりますので、国の補助制度は遺跡の分布状況を調べるための詳細調査につきましての補助制度はあります。  東京都の埋蔵文化財センターですが、これは国、特に現時点では、多摩ニュータウンの開発行為、それと一部日の出のインターチェンジの部分、これを主に調査を現在行っているわけで、このセンターにつきましても、開発行為に伴う調査で、特に国や東京都が開発行為を行う場合として事業を行っているところでございます。 47: ◯委員(鈴木富雄君) 市内には、小倉だけではなくて、そういう所がこれからも出る可能性もあるかと思いますし、それからすでに包蔵地域として指定をされている地域も 100カ所以上あると、そういうことでありますので、私はぜひお願いをしておきたいんですが、そうしたものがそのまま残ればいいんですが冒頭に申し上げましたように、個人が家を建てるという行為そのものでも、もうどんどん破壊されちゃうという、こういう事態にあるわけですね。ですからそういう点から見れば記録保存になるかもしれませんが、やはりきちっとした調査をするということは、やはり今の時代というんでしょうか、重機も出て、昔のように手掘りじゃなくてユンボでごんごん掘っちゃうわけですから、どんどん破壊されちゃうわけですね。ですからそういうものについては、私自身もこれからもう少し研究させていただきたいと思いますが、ぜひ、市教育委員会御当局でも御検討いただきたいということをお願いいたしまして、質問を終わります。 48: ◯委員長荒井友一君) 鈴木富雄委員質問を終了いたします。  次に、井上委員から小和田グランドのトイレについての質問がございます。井上委員どうぞ。 49: ◯委員(井上 裕君) 先日産業祭が行われましたグランド非常に、ぬかってあとどうなると思いましたら、もう最近見たんですけれど、非常にきれいになっております。私、6月だか9月だかですか忘れましたけれど、グランドのトイレのことについて質問いたしましたが、多分教育長だと思うんですけれど、わりと速やかに改善されるというようなことを、公式ではありませんけれど耳打ちをされておりますので、現在どのくらいの進展状況ありますか、ひとつお答えを願います。 50: ◯体育課長(細谷宥明君) お答えいたします。  委員さんも御存じのとおり、あの河川敷の中でございますので、東京都の関係機関と折衝いたしまして、土地そのものについては従来から占用許可いただいているんですが、その上物につきまして、改めてまた許可をいただかなければならないということで、従来あすこには物を置かないということで借りているわけでございます。それを書き直してやっていくという条件を内諾を得てございます。  また、調整区域でございますので、開発の行為も条件を整えなければいけないということで、これも東京都と折衝しまして、条例に盛り込めばということで内諾をちょうだいしております。  ということで、設置についての条件はある程度整っているというところが現在の状況でございます。 51: ◯委員(井上 裕君) 条件はそろったそうなんですけれど、予算的措置というのはどんなぐあいですか。 52: ◯体育課長(細谷宥明君) 財政的な状況がございますけれども、一応当初予算に要求はしてございます。  9年度に一応。ただ今の状況ですので、可能性があるかどうかという答えはちょっとここでは御容赦いただきたいと思うんです。 53: ◯委員(井上 裕君) わかりました。教育長にちょっと聞きたいんですけれど、あれは多分大丈夫だというような非常に強力な発言を私は確かに聞いております。  それはあれは教育の、奨学金の問題で多少もめていたからそのようなことを言ったんじゃないかと思うんですけれどね、確かにあのときはもう非常に簡単にできるような回答で、私も今年度中にはもうすでに格好ができるというような感覚でいたんですけれど、私もそのような感覚でゲートボールのおばさんたちには、もうすぐできるようなこと言っておりましたんで、この前も聞かれたんですけれど、まだできてないということで責められておりますが、その点どうなっていますか。 54: ◯教育長(赤見市郎君) お答えいたします。  今、議員さんのおっしゃるような関連のことは私は考えていません。ただ、あすこの小和田グランドをですね、非常にいいグランドなんで、現状では御質問がありましたとおり、トイレがちょっと貧弱なんで、何とかきれいにならないかという御質問があったと思います。  そこで、あれを占用許可の条件としては、建物は建てられないということで進んできたということを聞いていましたんで、私は、もしあすこのトイレをきれいにするならば、東京都と話し合って占用許可をクリヤーしなければならないということまで努力していますので、決してすぐできるとかいうことは私はお答えしたとは思ってないんですけど、とにかく努力したいと、きれいなものをつくりたい、そのためには法的な問題クリヤーしなくちゃならないということを現在努力しまして、そこまでは到達したということの答弁でございますので、よろしくお願いいたします。 55: ◯委員(井上 裕君) その後今度は執行部の方の関係なんですけれど、市長どんな、感覚で結構ですけど、ひとつお答えお願いします。 56: ◯市長田中雅夫君) あのグランドは少年野球から少年ソフト、大人、あらゆるスポーツ団体が利用しておりまして、使用頻度は非常に高いと思っております。そこで、今、体育課長がお答えしたように、占用許可、その他については内諾が得られてきたということでございますから、何とか前向きで予算の方も取り組んでみたいと、こういうふうに考えております。以上でございます。 57: ◯委員長荒井友一君) 井上委員質問を終了いたします。  次に、奥秋委員から社会教育施設の使用料についての質問がございます。奥秋委員どうぞ。 58: ◯委員(奥秋利郎君) 社会体育の団体で、あきる野テニスクラブというところがあるそうでございますが、テニス連盟というんでしょうか。そちらでですね、1年に一遍あきる野オープンというのを、この西多摩を中心にする立川や昭島やそれこそ国立の方の人まで来ると言ったかな、そういう1年に一遍テニスの大会を開いているんだと。これについてですね、コートの使用料ということでそのメンバーの方々から、ちょっと何とかならないかというお訴えがありました。  現状ではですね、近隣の状況をお尋ねいたしましたら、昭島市のやっぱり同じような団体が主催している昭島オープンというのは、コートの使用料は無料にしていただいているようです。青梅市が開いている青梅社会人トーナメントというのも同じく無料だということです。福生市の行われる福生オープンというのはコートの使用料が1時間 500円だそうであります。あきる野市では、1日1面を使いますと 3,200円を払わなければならないという状況でありまして6面を使うから1万9200円、それを3日やるそうで5万7600円の連盟が支払わなければならないというのが現状だそうであります。  この今三つの他市の状況をお話し申し上げましたが、福生市の1時間 500円は、コートの何ていうんですか、質というんでしょうかね、オムニコートという特別すばらしいコートと聞いておりますが、そういう状態なんだそうでありまして、私どものあきる野市のコートは、他市のコートに比べますと、どちらかと言えば一番品質の低いコートだというふうに皆さんは認識しておられるそうであります。そんな状況でありますので、コート使用料ということだけじゃなくて、社会体育施設の使用料ということで、来年たしか見直していただけるということでございましたが、その辺も加味していただいてですね、この辺については、社会体育の体育協会というんですか、あすこに属している団体が、1年に一遍大きな大会を開くときぐらいは、何か考える方策がないかどうかということで、できれば教育長と言いたいんですが、社会教育部長にでもお答えいただけるでしょうか。何かそんなことでできないかどうか。 59: ◯社会教育部長(宮崎征一郎君) お答えいたします。  確かに体育協会の傘下にありますそういうテニス連盟でございましょうか、これは恐らく三多摩地区とかそういう形で他市を招いての大会ということなんでしょうね。それで今、その金額的なことをるるお話しされたようでございますけれども、これはうちの方のいろいろ統一条例等検討した中にございますけれども、要するに、市内の要するにそういう団体が使う場合と、市外の者というのでかなりこれは違っております。大体市内の者と市外の者は2倍ないし3倍という形のもののですね、料金が割増しとなっております。ですから相当額が大きいと思いますけれども、こういううちの方の落下にあります団体がですね、そういう大会を開くとなりますと、うちの方としては教育委員会の後援等そういう形をですね、ひとつ取ることによって要するに2分の1、市内の要するに団体が使う費用のですね、2分の1までは減免ができるということで今までも進めております。  ですからこのことにつきましては、そういうふうにしてうちの方もお手伝いができるんじゃないかなと、こう思っております。  それからもう一つ、統一条例の関係でございますけれども、これは本会議におきまして一般質問教育長が答弁したように、我々教育委員会としての案も整いつつありますので、今調整をさせていただいているということでございます。特に、これは行革とも絡みがありますし、今申し上げましたように外部との料金の調整、それから五日市地区、秋川地区のですね、類似の施設ございますので、それをどのような形で統一していくということで今現在調整をさせていただいている、以上でございます。 60: ◯委員(奥秋利郎君) 今2分の1というお答えですけども、これは現在2分の1なんですか。 61: ◯体育課長(細谷宥明君) 現在2分の1の減免の措置になります。 62: ◯委員(奥秋利郎君) いかがでしょうか。先ほどから申し上げました、私も今社会教育部長のお答えがすっかり理解できなかったんですが、こういうことで体協加盟団体というのが例えばですよ、私はちょっと不勉強かもしれませんがかつて五日市町の体育協会の場合は、五日市町体育協会が主催するね、断郊大会とか、あるいは昔あったナイトハイクですとか、ああいうときに、協力をするということが約束されていますね。そういうことにしている団体については各種の行事について、教育委員会が御理解をいただけるというふうに判断をしていたんですが、同じ性質でしょうね。今現在。その辺は。 63: ◯体育課長(細谷宥明君) 秋川の総合グランドの使用料については、原則有料ということになっておりまして、今回の秋川テニスクラブさんからは、書類が減免の申請とか、そういう協力依頼も全然なかったものですから、正常に使用料をちょうだいしたという経過でございます。  ちなみに、スポーツ施設の設置及び管理に関する条例施行規則のページをお持ちでございましたら、 6,504ページなんですが、使用料の減免の中で処理できる問題だったと考えております。その使用料の減免とかそういう申請書がなかったものですから、担当者としては正規の使用料をちょうだいするしかなかったということでございます。 64: ◯委員(奥秋利郎君) 申請がなかったということで、私も初耳だったんですけけれども、じゃあ、今後ですね、申請があれば現在の1日使用料が 3,200円というものが半分になるわけですね。さらにこういうことがですね、他市と比べますとね、この使用料が他市では無料であると、コートも聞いてみますと、状況がね、よくない方のコートであるというふうに聞いておるんですが、どうなんでしょうか。1年に一遍のあきる野オープンを開くような場合にですね、何とか教育委員会が後援をしていただけるならば、無料になるというふうな方策は考えられませんか。 65: ◯体育課長(細谷宥明君) お答えいたします。  市または教育委員会で後援ということでございますれば、最高額 100%までの減免規定がございますので、その中で対応できるかと存じますが。 66: ◯委員(奥秋利郎君) それでは教育長、私どもも今お話を伺いましたことをよく話しますですが、1年に一遍のこういう大会につきましては、教育委員会でも後援していただくようにぜひお願いをいたしまして、かつ、無料でそういう大会を開けるように、すべてのことが無料と言うんではなくて、そういうときのみでということで結構でございますので、御配慮願いたいと思います。その辺について最後に一言だけ御答弁願います。 67: ◯教育長(赤見市郎君) あきる野体協が基になりまして、オープン大会を行う場合の会場使用料の御質問でございますが、よく検討させていただきたいと思っています。 68: ◯委員長荒井友一君) 奥秋委員質問を終了いたします。  次に、中村委員からコンピューター教育についての質問がございます。中村委員発言どうぞ。 69: ◯委員(中村 進君) 簡単にお伺いします。今回の12月定例会におきましても多くの議員さんからコンピューター教育について設備を整備すべきというふうなことで、御指摘が数多くありました。その一方で、欠かすことのできない重要なものとして、それを活用して子供たちに教える側の小中学校の先生のことについて1、2お伺いしたいわけです。  今回この資料をいただきました。文部省が発表した情報教育の実態調査ではパソコンの操作ができる教員は全体では約40%あるが、その内訳を見ますと、小学校が32%、中学校は47%という状況となっているようです。また、指導ができる教員は、小学校が12%、中学校では21%、大変少ないように思います。  そこで、この全国実態調査結果に対して、あきる野市の状況はどうであるかをまずお伺いしたい。 70: ◯指導主事吉澤良保君) お答えいたします。  あきる野市の状況につきましてでございますが、中学校についてはいずれも御指摘の全国レベルを数ポイント上回っております。しかし、小学校につきましては、いずれも若干ですが下回っております。以上でございます。 71: ◯委員(中村 進君) いずれにしましても、今数字で示されたわけですが、中学校は私も予想以上にいい、そしてまた、小学校はちょっと低いような答弁があったわけですが、今後、施設も少ないというふうな関係もあろうと思いますが、いずれにしましてもまた詳細についてまた、きょうは時間がないようですから、いろいろ次回にもお伺いしたいと思っています。そこで、いずれにしましても先ほど私は申し上げましたが、先生方がこの前たしか一般質問の中で、先生方がですね、教育研修時間が少ないというふうなこともたしか答弁の中にあったと思いました。そこで、学校や先生にそのくらいいろんな面で1日、2日の研修で、子供たちに指導ができるのかなあ、こんなことを聞いている中で思ったわけです。ぜひ、この辺をしっかりとやっていただきたいというのは、あきる野のルピアにも、富士通で、あれはたしか 1,000万からの施設を無償で提供してというふうに、そうですよね、そういった施設があるんで、せっかくある施設ですから、先ほど河野委員もおっしゃっていました。社会的地位の高い教職員ですから、私1回、2回でそれに対応できるのかなあというふうなことも一方考え、先生方にしてみれば夏休みというその特権と申しましょうか、40日間の夏休みもあるわけですから、ぜひ将来の子供たち、21世紀を担う子供たち最近特にこの情報化時代の中での非常にパソコン教育というのは大事だというふうに認識しております。ですから、しっかりと先生方にもせっかくある施設なども利用していただいて、将来のこのしっかりした指導を対応していただきたいというふうなことをお願いしたい。この辺について簡単で結構ですが御答弁いただいて、私の質問を終わります。 72: ◯指導主事吉澤良保君) お答えいたします。  今さまざまな点で御指導ありがとうございます。特に、あきる野市のコンピューターに関する研修につきましては、今後ますます多角的な研修を取り入れていこうというそういう方向に動いております。  特に、ルピアの活用等もこれも十分に検討していく研修システムではないかなと思っております。特に、そういう研修を進めるのが本市におきましては、校長、教頭、教諭等が入っておりますコンピューター教育推進委員会というのがございます。この委員会につきましては、小学校中学校におきまして校内研修として年2回で少ないですが、研修を行っております。  特に熱心な先生がたくさんおります。本日におきましても、コンピューターのその推進委員のメンバー、南秋留小の教員なんですが、この先生が5校時に数少ないコンピューターを使っての、工夫した授業の公開がございます。  また、ルピアの研修におきましては、内輪の話ですが、教育長、あるいは中学校の教員も自主的にお金を払って出かけて研修している、そういう実態がございます。そういうことを今後とも十分生かしまして、多角的な研修システムを考えていこうと思っています。以上でございます。 73: ◯委員長荒井友一君) 事前に通告されました質問につきましては、すべて終了いたしました。  ここでですね、御手洗議長からですね、一つ質問したいという申し出がありましたので、特別に許可いたします。御手洗議長どうぞ。 74: ◯議長御手洗武君) 委員長の許可を得まして、不意でございますが、許していただき大変ありがとうございました。  私は何回か前でしょうか、不健全で図書類の規制ということでたしか視察を行っていただきました。その地区に、私の住んでおる近くに雨間の地区に、通学路の中でビデオを売っている場所があるんですが、そして今地元のPTAがですね、どうしたらいいでしょうという相談がありました。そういう中で私は個人的には本人に、要するにそれを貸している地主さんには2、3回もう強くお話しをしたんですが、契約をしてしまっているとか、初めはジュースを売る場所だったとか、いろいろ言ってですね、一向にそれが解消できません。そういう中でPTAが何らかの形でその地主さんなり、業者なりにお願いをしたいというふうなこと言っております。ぜひですね、PTA、また青少健、こういものが南小の関係にありますので、その辺に御指導を賜りまして、やっぱりPTAというのは独自で動くというよりか、そういう中の指導の中で動いた方がいいと思いまして、その辺をひとつ要望しまして私のお願いとします。以上です。 75: ◯委員長荒井友一君) その他何かございませんか。           「なし」と発言する者あり) 76: ◯委員長荒井友一君) ほかに何もないようですので、これにて文教委員会を閉会といたします。  本日はどうも大変御苦労さまでした。                        午前11時32分 閉会       ────────── ◇ ──────────  あきる野市議会委員会条例第29条の規定により、ここに署名する。    委 員 長   荒 井 友 一...